心の拠り所

2009年07月02日 09:55

PM10:30

ここは愚痴を吐くための場所にしたくない。
だからこれまでも極力書かなかったつもりだ。

でも時々なら自分を許したい。

今日も医局長から、新しいバイトを追加してやって欲しいと言われた。
現時点ですでに僕のcapacityを超えていることは、わかってくれていると思っていたのに。

「内容的に○○君しかやれないと思うから」
(そんなわけない、他にやってくれる人がいないから、ではないですか?)
「何とか無理すればできないこともないと思います」精一杯の拒否。
「ほんと、助かる。ありがとう。」
肯定としてとられても無理はないか…

弁護するわけではないが、医局長は悪い人ではない。
確かに、学生時代から少し軽いところがあると言われているし、少し悪いことをしていることも知ってはいるけれど、とても優しい先輩だし、キャリアも1年違いだからとても話やすい。娘の入院や手術のことを1番最初に相談したのも、今の医局長。

それに医局長という立場は本当に大変だと思う。
仕事の主体は医局の雑務だし、上から下から色々なことを言われる立場にある。
個性的な面々をまとめたり、仕事の分担や采配等が大変であろうことは想像にたやすい。

それだけ信頼されている証拠だ
そう前向きに捉えられればいいのだが
僕だって24時間穏やかでいられるわけではない。

それに今日は妻の僕に対する風当たりがなぜか強かった。
心当たりは全くない。
子供との時間はむしろ僕の方が長い位だし
家庭の仕事だって、むしろ僕の方が多くをこなしている。
(きっと疲れてるんだろうな、しょうがない)
でも今日はタイミングが悪いな。

こんな風に心に圧力が加わったとき
僕は少しだけ彼女のことを想う。

そうすると少し堅くなった心がほぐれ
冷たくなった心が温められ
緊張感がゆるむ

今ならまだ心の拠り所にしてもいいかな。

でも想う時間が長くなると
緩んだ心を、逆に絞扼感が襲い、苦しくなる。
逆効果。

そんな感情の絶妙なバランスがとれるほど
今の僕に余裕はない。

会いたいな。

こういう気持ちを吐く場所になら
してもいい。

でも最近こんな内容ばかりだな
少し自分が嫌になる。

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2009年06月25日 18:32

亜美さん

「可愛い」というのは少し抵抗が…(笑)
気持ち悪い、よりいいかもしれませんが。
でも、ありがとうございます。

疲れている時は、特にだめです。
脆弱になった心が露呈しやすいですし
ふと、誰かに頼りたくなる。
思わず正直に言ってしまいそうになる。

でも、現実はそうはいきません。
普段と全く変わらないように努力していますし
最近は今まで以上に、早く正確に多くの仕事をこなしているつもりです。
時間があまりないということもありますが。

でもそれが精一杯です。普通に振る舞うことが既に限界に近い状態かなと自覚しています。
医局では、疲れた様子は微塵も見せていないので、きっと誰も僕の変化には気付いていないでしょう。
心の中では「助けて欲しい」と思っていても。

今日も医局長の先生から新たな仕事を振られ、
内心は(何もこの時期じゃなくても…新しい仕事は少しきついな)と思いましたが、
断れない性分なので、笑顔で引き受けてしまいました。

医局を離れることで
僕は本当に彼女への気持ちをふっきることができるのでしょうか。
顔を見る度に苦しくなるのに。

本当に僕は大丈夫?
すみません、単なる自問です。

コメントありがとうございました。


子ウサギさん

僕は、強いメッセージ性のない本が好きです。
正確には、それを感じさせない本、ということですが。

一見、淡々とした内容の奥に、計り知れない程の広い空間を持った本。
抽象的ですが、そんな本が好きです。

ちなみに「ルリユールおじさん」(いせひでこ著)もセットでどうぞ。
その理由は読んで頂ければわかると思います。

コメントありがとうございました。


manamiさん

はじめまして。

とても断定的な言い方でしたので、少し驚きました。
何か根拠がおありなのでしょうか。

でも間違いなく、彼女には伝わっていないと思います。
そんな事は夢にも思っていないと思いますよ。

もし僕の気持ちを知ったら、僕の事を避けるなり、無視するなり、訴えるなり、何らかの変化はあるはずです。
彼女の様子はこれまでと全く変わりありませんから。

それに、このブログを偶然知る可能性も極めて低いと思います。

知られてしまったら、僕のこれまでの努力が水の泡です。

どれだけ普通に振る舞うことにエネルギーを使っているか
頼りたい気持ちを抑え続けているか
なるべく顔を合わせないように
意識しないようにしているか。

あともう少し。

コメントありがとうございました。

クレマチス

2009年06月23日 19:04

早朝、玄関から門まで階段を降りていく途中に
水滴に濡れたクレマチスが光ってみえる。

クレマチス1

自宅の庭にはたくさんの草花が植えられているが
春から初夏にかけてのこの時期は、庭が最も色彩豊かになる季節だ。

その中でも僕はこのクレマチスが好きだ。
理由はわからないが、何か惹きつけられる魅力がある。

クレマチスといっても、その種類は300以上。
色も形も特色も、同じ花とは思えない程、各々が異なる。
だから愛好家も多い。

ちなみに自宅のクレマチスは「ドクター・ルッペル」という種である。

先月、僕が娘のため(自分のため?)に買った絵本「大きな木のような人」(いせひでこ著)では、主人公の少女と植物学者との最初の会話に、このクレマチスが登場する。

絵本

階段の下から見上げるように大輪を広げるクレマチス。

今日もクレマチスの横で一瞬立ち止り、
そして仕事へ向かう。

安らかな眠りを…

2009年06月22日 11:42

本格的な梅雨に入り、今日もまとまった雨が降っている。

当直明けの疲れた体に朝の太陽は眩しすぎるから、
明けの日は雨の方がいい。

昨夜の時間外診療は救急車が多く本当に忙しかった。
研修医8人と僕ら指導医3人、それに心肺停止など3次救急に対応するER医数名。
これだけいても、外来と救急車の対応はぎりぎりの状態。
ただ発熱外来がなくなった分、少し負担は軽くなったかもしれない。

当直明けは不思議な感覚が身体を支配する。

頭の芯が痺れたように少し麻痺している。

眠たいはずなのに、妙に頭が冴え、思考が走る。

だから目を閉じても眠ることができない。

こんな日に彼女といられたら

隣にいてくれるだけでいい

何もせず何も考えることなく

深い安らかな眠りにつける気がする

だめだ
またくだらない気持ちに心が荒らされる。

やっぱりこんな日にブログを書いちゃいけないな。
こんな内容になるのは目に見えている。

本でも読みながら早く眠りにつこう…

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2009年06月17日 23:16

たくさんのコメントを頂き、ありがとうございます。
返事が遅れて申し訳ありませんでした。

へのへのもへじさん

妻視点のコメントを頂きありがとうございます。
やはり視点が僕に固定されていると、見えるものも見えてこないことがあります。

結婚や子供について、当時の妻の心情はあなたのいう通りだったかもしれません。
過去にあった状況を思い起こすと、確かに信頼されていなければ起こせない行動だったのかなと思う部分もあります。

あなたの発想は全く卑劣ではありません。
実際に僕がそう思ったことがあるのも事実です。
ヒトは頭脳が優れすぎていることが、逆に仇になることがありますよね。
余分なことを考えたり、悩んだり、哀しんだり…
忙しい生き物です。

あなたが言われるような影響が彼女にあるとは思えませんが、
少しでも記憶に留まってくれるのなら、とても幸せですし、それだけで十分です。

コメントありがとうございました。


亜美さん

そうですね。
僕が素直になれるのは、多分この場だけですから。

彼女にここでの僕を見せたら、ですか?
んーそれは僕にとってこの上ない冒険、というか恐怖ですね。
やはり彼女に知られたくはありません。
これまで色々な事を書いてますから。
きっと顔を合わせることすらできなくなると思います。

他の方にも、もし気持ちが伝わったとしても軽蔑されることはないというコメントを頂きましたが、
僕が想像すると、どうしてもいい場面は思い浮かびません。
僕の夢の内容が、その心境を強く示唆しています。

彼のようになれたら、僕も楽になれるでしょうか。
同時に苦しい感情も増幅されるような気がします。

自分に誇りを…そうですね、そういう生き方がこれからできればいいなと思います。
励ましのメッセージありがとうございました。


曜子さん

含みのある言葉…そんな風に考えなかったので、少し驚きました。
精一杯の優しさ、なのでしょうか。

確かに、どんなに演技をしていたとしても、「目」は思いを伝えてしまう時がありますよね。
幸い、最近の僕はとても忙しく、彼女との接触はほとんどないので、寂しい反面、少しホッとしている部分もあります。

この夏は、一体僕にとってどんな季節になるのでしょうか。
何となく怖いです。
頑張ります。

コメントありがとうございました。


子ウサギさん

深いポケットのような波間、ですか。
難しいですけど、抽象的なものをイメージするのは得意な方です(笑)

確かに、結婚するまで僕の人生に大波はなかったように思います。
30代半ばにして、どうして今なんだろう?と思います。

あなたが言われるように、結局は何とか自分で解決してしまう
それなりの結果に納めることができてしまうのです。
いや、これまではできていました。

でも今は、自分でもどうしていいのかわからない
何をしてもうまくいかない
いい形におさまらない
そういうもどかしい感覚がします。

急に自分に自信をなくし、うなだれる。
力を振り絞って、笑顔を見せる。
平気、平気、まだまだ余裕はあるよ。
ひとりになり、ため息をつく。

そんなギャップに自分の感情がついていけない
そういう感覚です。

「人生は選んだことがベスト、選べるゆとりがあるのは幸せ」
いい言葉ですね。

ご心配をおかけしてすみません。

何が僕を淋しくさせているのか
何が僕を頑張らせているのか
少し難しい問いです。

考えてみましたが、自分ではよくわかりません。

でも、初めて自分に向き合っている、という感覚はあります。
あえて自分を知りたい、格好をつけるなら「自分探し?」でしょうか。

やはり自分の嫌なところ、醜いところは、自分でも見たくない
そっとしておきたい
誤魔化したい
できれば忘れてしまいたい
そう思うのが普通、ですよね。

でも、今は真正面から向き合い
自分という一個人を
何とか客観的に評価しようとしている。
それはあまりいい気持ちではないし
可能なら避けたい。

でも、今だけは、何かごまかしてはいけない雰囲気を感じているんです。
自分に嘘をついてはいけない。

そういっておきながら
彼女への気持ちだけは、誤魔化している
これは矛盾していますよね。

こんなふうに、矛盾だらけというか、ベクトルが一方向に定まらないというか
どうもうまくいかないのです。

今日は抽象的な話の極地、ですね。すみません。

僕の趣味ですか?
そうですね、たぶん第1は「読書」です。
それから、この春から趣味にしていること、熱中しているものは「クロスバイク」と最近サボっていた「筋トレ」(笑)です。
ちょうど近々ブログに書こうと思っていたところです。要は自転車ですね。
色々なことを忘れられるんです。

あと、学生時代に熱中したもの、でしたね。
それは「音楽」です。シンセサイザーやギターが好きで、聴くのも演奏するのも好きです。
オーケストラでも、ジャズバンドでも、ロックバンドでもいい。
どんなジャンルでも、プロの演奏で、曲がカチッときまると、ゾクッとするんです。

大学時代はもちろんサークル的な活動ですし、固定バンドではなかったので、
レベルは高くありませんでした。
でも、一度他大学との交流で、経験年数が長く、実際にセミプロみたいな学生だけでバンドを組む機会がありました。
この時は、一度目の練習の時に、すでにゾクッとしました。

少し話がずれましたね。
こんな答えで良かったでしょうか?

コメントありがとうございました。


りんさん

そうでしたか・・・
彼、辞められてしまうんですね。
それは、とてもつらいでしょう。

そんな中で、彼に対し前向きに接することができるあなたを
僕はとても尊敬します。

傷つくのは早い
ズルイ
全力でやりきっていない
何も始まっていない
駆け引きや打算は捨てる
正々堂々と
悩んでもいいけど迷ってはいけない

失礼でも生意気でもありません

あなたのそのひと言ひと言が
重い拳のように、僕の胸を突きました。
そうですよね、あなたのいう通りです。

好きな気持ちは伝えられなくとも
感謝の気持ちだけは、いつか伝えなければいけないなと思っています。

コメントありがとうございました。